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    SRF-JRMC、2014年度技能訓練生卒業式を挙行

    YOKOSUKA, KANAGAWA, JAPAN

    03.18.2014

    Courtesy Story

    Commander, Fleet Activities Yokosuka

    米軍海艦船修理廠及び日本地区造修統括本部(SRF-JRMC)2014年度技能訓練生卒業式が3月7日に開催され、25名の訓練生が4年間の集中的な訓練プログラムを修了、各自の職種においてジャーニーマン(技能工)に昇格した。

    SRF-JRMC司令官マイケル・バルー大佐は、「毎年、SRF-JRMCから何名もの熟練工が長年に亘る誠実な勤務を終え退職して行きます。知識・技術・伝統を若い世代に確実に継承するために確固とした計画が必要で、技能訓練制度は当艦船修理廠にとって無くてはならないものです。皆さんも、各自の分野で優れた能力を発揮し、定年までSRF-JRMCで職務を全うして頂きたいと思います。4年に及ぶ技能訓練期間の各自の実績と、名実共に卒業生となった皆さんに、心からの感謝とお祝いを申し上げます。皆さんの今後の活躍に大いに期待すると共に、SRF-JRMCの伝統を引き継ぎ、私達のモットーである『何でもできます』を実践して下さることを願っています」と祝辞を送った。

    横須賀防衛事務所からの来賓、深津育夫所長代理より「これから皆さんは、名実ともにSRF-JRMCで働く優秀な職人の一員となり、諸先輩が築き上げてきた技術と伝統を受け継いでいく新しい原動力となります。米海軍の軍人や軍属の方々と連携して、各自の部署においてご活躍されることを心から期待しております」との祝辞を賜った。

    4年にわたる技能訓練制度は、5,284時間の職場における作業習熟、560時間の技能理論、248時間の一般教養、そして980時間の英語訓練で構成されている。これまでに600名以上が技能訓練生制度を修了している。

    電気工場グループマスターの杉山次男さんは、「本日、ここに集う25名の卒業生の皆さんは4年間の学科と実技の全技能訓練課程を修了されました。今までジャーニーマン(技能工)をめざして勉強に励んでこられ、4月1日からは1人前の技能工としてSRF-JRMC造修部門の一員になられることを心から歓迎致します。SRF-JRMCは、60年以上に渡って築き上げられた威信があることをいつも留意しておいて下さい。将来、不安に思うことがあるかも知れません。それでも希望をいつも持っていてください。断固たる決意で、将来直面する数々の困難を乗り越えて、ご自分の目標と大志を成し遂げて下さい」と卒業生に祝辞を送った。

    家族や友人が暖かい眼差しと拍手を贈る中、バルー大佐とグループマスターは2014年度卒業生に卒業証明書と卒業記章を授与した。

    式の締めくくりに計測機器校正工場の新ジャーニーマン横野雄大さんが卒業生を代表して答辞を述べた。「不安と希望に燃えてSRF-JRMCに入廠してから、はや4年。つかの間の夢のような気がしますが、専門的な技術や英語訓練、様々な思い出が記憶に焼き付いており、辛くも充実した光景のひとつひとつが、走馬灯のように脳裏に蘇ってまいります。本当に素晴らしい4年間でした。これもひとえに、各工場長とインストラクター、訓練課並びに語学課の方々のおかげと、深く感謝いたしております。卒業後もその教えを守り、第26期の卒業生として恥ずかしくない人生を歩んでまいりたいと思います。これからも精一杯頑張ることをお誓いいたします。と申しましても、私達はまだまだ未熟でございまして、今後も皆様方のご指導を仰がなければなりません。長い間のご指導に感謝申し上げますとともに、変わらぬご教導をお願い申し上げて、お礼の言葉といたします。」

    塗装工場の卒業生飯島広実さんは、「入廠時は工場で行う自分の仕事に関する知識が全くなく、十分な英語の知識もありませんでした。4年の訓練期間で仕事と英語ができるようになるかどうか不安でした。仕事と英語ができることはSRF-JRMCの使命を支える為に重要です。無事ジャーニーマンに昇格できましたのは、支えて下さった職場の上司、家族、友人の皆さんのおかげです」と思い出を述べた。

    「ジャーニーマンになれとても嬉しいです。卒業後は、適切な仕事の配分をしながら英語力に磨きをかけることは難しいと思いますが、自分の仕事を全うするには仕事と英語両方の技術が必要だと思います。怪我や事故が起きないように、仕事の際には焦らないようにします。自分と周囲の人達の安全を保つために、周りの人々が言うことに耳を傾けます」と卒業生である汽缶工場の山崎健太さんは述べた。

    卒業した訓練生は、最初の共通目的を達成した訳だが、これが終わりではない。SRF-JRMCの新人ジャーニーマンは専門職人として、心躍る航海への挑戦がこれから始まるのである。

    - 写真:安達慶一、FLEACT横須賀広報課

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    Date Taken: 03.18.2014
    Date Posted: 02.18.2024 01:23
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    Location: YOKOSUKA, KANAGAWA, JP

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